骨格ナチュラルとは?似合う服・NGコーデ・選び方を分かりやすく紹介
骨格ナチュラルの人は、オーバーサイズやナチュラルな風合いの素材がしっくりなじみ、抜け感のあるスタイルを作りやすいのが特徴です。一見ベーシックなアイテムでも、選び方次第でスタイリングの完成度が大きく変わります。本記事では、骨格ナチュラルに似合う服のテイストと特徴、似合う柄やアイテム、避けたいポイントを整理しながら解説します。
目次
骨格ナチュラルとは
骨格ナチュラルとは、骨格診断における3つのタイプのうちのひとつです。筋肉や脂肪のつき方よりも、骨格自体が体のシルエットを作っており、ナチュラルでスタイリッシュな雰囲気を持っています。
骨や関節がしっかりしている体型
骨格ナチュラルの特徴は、骨や関節がしっかりしていて、体のラインよりも骨格そのものの存在感が出やすいことです。手の関節や鎖骨、肩まわりの骨が目立ちやすく、全体的にしっかりとした印象になります。体重の増減による影響が出にくく、すっきりと見えやすいのも特徴です。
また、肩幅がしっかりしていて胴体は縦に長い傾向にあるため、自然と縦ラインのシルエットになりやすいです。こうした骨格の特徴を理解して活かすことが、ファッションを楽しむうえでのポイントになります。
手足が長くシャープな印象
骨格ナチュラルの人は、手足が長くシャープな印象を持っているのも大きな特徴です。腕や脚が細長く、関節の存在感があるため、着こなし次第でモデルのようなスタイルに見せることができます。
また、手が大きく指の関節が目立つことも多く、シンプルなリングやバングルがよく似合います。さらに脚のラインは直線的でスマートなシルエットのため、ロングパンツやワイドシルエットのボトムスとの相性が抜群です。
ラフでナチュラルな雰囲気を持っている
骨格ナチュラルの人は、全体的にラフで抜け感のある印象になります。そのため、かっちりとしたフォーマルスタイルよりも、ゆとりのあるシルエットやカジュアルなスタイルが自然になじみます。
なお、骨格診断には骨格ナチュラル以外に「骨格ウェーブ」と「骨格ストレート」があります。
骨格ウェーブは華奢でやわらかいラインが特徴で、フェミニンなスタイルが似合います。骨格ストレートは筋肉のハリを感じやすく、シンプルでメリハリのあるスタイルが得意です。
骨格ナチュラルの人が似合う服のテイスト
骨格ナチュラルの人が似合うテイストは、ナチュラル・カジュアル・ボヘミアン・ストリートなど、抜け感やラフさを意識したスタイルです。体のラインが強調されやすいため、フォーマルやコンパクトなスタイルよりも、余裕あるシルエットで着こなしたほうが着映えします。
ボーホースタイルやアースカラーを取り入れたコーデとも相性がよく、自然体でおしゃれに見せることができます。また、重ね着(レイヤード)も得意なので、さまざまなアイテムを組み合わせて楽しむことができるのも魅力のひとつです。
骨格ナチュラルの人が似合う服の特徴
骨格ナチュラルの体型を最大限に活かすためには、服のシルエット・素材・デザインに注目することが大切です。以下では、特に意識してほしいポイントを3つ紹介します。
ゆったりとしたシルエット
骨格ナチュラルの人は、ゆったりとしたシルエットの服が最もよく似合います。体のフレームが強調されやすいため、体にぴったりとしたデザインよりもオーバーサイズや余裕のあるシルエットのほうが、全体的なバランスが整って見えます。
特にトップスはビッグシルエットやドロップショルダーなどを選ぶと、おしゃれに着こなすことができます。ボトムスも細身よりもワイドシルエットのほうがバランスはとりやすいです。
ナチュラルな素材
骨格ナチュラルの人は、リネン・コットン・デニム・麻などの自然素材がよく合います。体の質感と素材の風合いが調和するため、ナチュラルな風合いの生地を選ぶと全体のコーデがまとまりやすくなります。
一方で、薄くて光沢のある素材や伸縮性の高いニットは、体のラインが目立ちすぎる場合があるため、注意が必要です。素材の選び方ひとつでコーデの印象が大きく変わるため、意識的に選ぶことをおすすめします。
長め丈・ルーズなデザイン
骨格ナチュラルの人は、丈が長めでルーズなデザインのアイテムと相性が抜群です。ロング丈のシャツやカーディガン、マキシ丈のスカートやワンピースなど、縦のラインを活かせるデザインが特に似合います。
体のラインを活かしながらも、全体を縦長に見せることでスタイルアップの効果も期待できます。また、ウエストをゆったり見せるデザインのほうが自然なシルエットになりやすく、着心地のよさもコーデの一部になりやすいです。
骨格ナチュラルに似合う服の柄
骨格ナチュラルの人には、柄選びにもいくつかのポイントがあります。大きめのボタニカル柄やエスニック柄、チェック柄、ペイズリー柄など、存在感のある大きめの柄が似合いやすいです。
体のフレームが強調されやすい分、柄が大きくても負けることなく、全体的にバランスよく見えます。
一方で、小花柄や繊細なドット柄など、細かくかわいらしい柄は骨格感が際立ちやすく、スタイルのバランスが崩れることがあります。無地を選ぶ場合は、アースカラーやくすみカラーなどの落ち着いたトーンを選ぶと、骨格ナチュラルの雰囲気によく合います。
柄物を取り入れるときは1点に絞り、他はシンプルなアイテムでまとめると、コーデ全体がすっきりしてまとまりやすくなります。
骨格ナチュラルに似合うアイテム
ここでは、骨格ナチュラルの人におすすめのアイテムを、カテゴリー別に紹介します。
トップス
トップスは、オーバーサイズのTシャツやシャツ、リネン素材のブラウスなどが特によく似合います。体のラインを程よくカバーしつつ、ラフでこなれた雰囲気を出せます。
ドロップショルダーやビッグシルエットのデザインは、骨格ナチュラルの体型と相性がよく、着るだけでおしゃれに見えるアイテムです。タック入りのシャツやゆったりしたスウェットも取り入れやすく、着回しの幅も広いため、ぜひワードローブに加えてみてください。
ボトムス
骨格ナチュラルの人は、体のフレーム感を活かせるゆったりとしたシルエットのボトムスがよく似合います。
特にワイドパンツやフレアパンツ、マキシ丈スカートなど、縦のラインを強調できるアイテムはバランスが取りやすく、スタイルが整って見えます。
デニムのワイドパンツは定番で、カジュアルコーデはもちろん、きれいめトップスと合わせても程よい抜け感が出せます。
また、ガウチョパンツやロングスカートも得意なアイテムで、デニムやリネンなど、風合いのある生地を取り入れると、シンプルなコーデでも単調にならず、こなれた雰囲気に仕上がります。
ワンピース
ワンピースは、シャツワンピースやロング丈のフレアワンピースが特におすすめです。また、ウエストにベルトをあしらったデザインや、ゆったりとしたAラインシルエットも、スタイルよく着こなせるためおすすめです。
さらに、リネンやコットン素材のワンピースは、素材の質感も骨格ナチュラルにマッチし、季節を問わず着やすいアイテムです。
ニット
ニットを選ぶ際は、ざっくりとした編み目の粗いローゲージニットや、オーバーサイズのデザインを選ぶと、骨格ナチュラルの雰囲気によく合います。
細かいハイゲージニットや体にぴったりとしたリブニットは、体のラインが強調されすぎてしまう場合があるため、やや相性が悪いでしょう。
コットンやウール混のざっくりニットは、素材の風合いもよく、カジュアルからきれいめまで幅広いコーデに対応できます。秋冬のコーデに積極的に取り入れてみてください。
骨格ナチュラルが避けた方がいい服
骨格ナチュラルには、体型の特徴によってスタイルが崩れやすいアイテムもあります。以下で紹介するポイントを参考に、コーデ選びに役立ててください。
ぴったりとした服
体にぴったりとフィットする服は、骨格ナチュラルの人はやや苦手な傾向があります。フィットしたデザインは、骨格のラインや関節の存在感を必要以上に強調してしまい、体全体のバランスが崩れて見えるからです。
タイトなニットやストレッチ素材のパンツなどは、特に骨格感が目立ちやすいため、サイズ感に注意しましょう。少し余裕を持たせたシルエットを意識するだけで、全体のバランスがよくなります。
ハリがなく薄い質感の素材
シフォンやサテンなどのハリがなく薄い素材は、骨格ナチュラルの人のコーデには不向きとされています。
このような素材は体のラインに沿って落ちてしまうため、骨格の骨感が際立ちやすくなります。また、光沢感のある素材も関節や骨のラインを強調しやすい傾向があります。素材を選ぶ際はリネンやデニムなど、ある程度、ハリ感がある生地を選ぶことで、コーデ全体がまとまりやすくなります。
装飾が多すぎるデザイン
フリルやレース、リボンなど、装飾が多すぎるデザインは骨格ナチュラルの体型とアンバランスになりやすいです。
骨格感の強い体型に細かい装飾が加わると、コーデ全体がちぐはぐな印象になるからです。特にトップスの装飾は避けたほうが無難です。
シンプルなデザインをベースにしたうえで、アクセサリーやバッグなどの小物で個性を加えるほうが、全体のバランスを保ちやすくなります。
短すぎる丈やコンパクトなシルエット
クロップ丈やコンパクトなシルエットのトップスは、骨格ナチュラルの体型と合いにくい場合があります。
短い丈のアイテムは骨格のラインを強調しやすく、上半身の骨感が目立ちすぎることがあります。また、ミニ丈のスカートやショートパンツも、脚の骨格感を際立たせるためやや不向きとされています。
丈の長さはコーデのバランスに大きく影響するため、なるべく長め丈を選ぶことを意識してみてください。
骨格ナチュラルが垢抜ける着こなしのコツ
骨格ナチュラルのよさをさらに引き出すためのポイントを知るだけで、コーデの完成度が格段に上がります。着こなしのコツを紹介します。
バッグや靴は存在感のあるアイテムを選ぶ
骨格ナチュラルには、バッグや靴などの小物に存在感のあるアイテムを取り入れることがおすすめです。
大ぶりのトートバッグやかごバッグ、存在感のあるレザーシューズやブーツなど、ボリュームや素材感のあるアイテムが全体のコーデとよく馴染みます。
逆に、小さいバッグや繊細なデザインの靴は、骨格感とアンバランスになりやすいため、避けたほうが無難です。小物の選び方ひとつで、コーデ全体の印象が垢抜けて見えます。
抜け感を意識したコーディネート
骨格ナチュラルが垢抜けるためには、コーデに「抜け感」を意識することが大切です。たとえば、シャツのボタンを一部開ける、袖をまくる、アウターを肩がけにするなど、ひと手間加えるだけでこなれた印象になります。
また、全身をきっちりまとめすぎず、色や素材に統一感を持たせながらも、どこか力を抜いたスタイリングがナチュラルな雰囲気を引き立てます。
季節別|骨格ナチュラルのおすすめコーデ例
骨格ナチュラルの人は、季節ごとにアイテムを変えながらも、基本のスタイリングのルールは共通しています。ここでは、季節別のコーデ例を紹介します。
春のコーディネート
春は、リネンシャツやゆったりとしたブラウスにワイドデニムを合わせた、軽やかでリラックス感のあるコーディネートがおすすめです。骨格ナチュラルのラフな雰囲気ともなじみやすく、自然体でもバランスよく見えます。
羽織りにはオーバーサイズのジャケットやロングカーディガンを取り入れると、程よい抜け感が加わり、春らしい軽やかさが引き立ちます。カラーはベージュやアースカラー、くすみグリーンなどを選ぶと、季節にあった着こなしに仕上がります。
夏のコーディネート
夏は、コットンやリネン素材のゆったりとしたトップスに、マキシ丈スカートやワイドパンツを合わせたコーディネートがよくなじみます。軽やかな素材を選ぶことで、骨格ナチュラル特有のラフな雰囲気ともバランスが取りやすくなります。
また、ワントーンや同系色でまとめると縦のラインが強調され、すっきりとした印象に仕上がります。サンダルやかごバッグを合わせれば、季節感のある抜け感スタイルになるでしょう。
秋のコーディネート
秋は、ざっくりとしたローゲージニットにロング丈のスカートやワイドパンツを合わせた、リラックス感のあるコーディネートがよくなじみます。程よいゆとりのあるシルエットを選ぶことで、骨格ナチュラルのラフな雰囲気ともバランスが取りやすいです。
カラーはブラウンやカーキ、テラコッタなどのアースカラーを取り入れると、季節感とバランスが取れた着こなしに仕上がります。デニムジャケットやコーデュロイ素材のアイテムも相性が良く、秋らしいスタイルを楽しめます。
冬のコーディネート
冬は、オーバーサイズのコートやロング丈のチェスターコートなど、ゆとりのあるアウターがよく似合います。直線的でしっかりとした骨格とバランスが取りやすく、自然と縦のラインが強調されるのがポイントです。
インナーにはざっくりとしたニットやタートルネックを合わせ、ボトムスはワイドパンツやロングスカートでまとめると全体のバランスが整います。重くなりがちな冬コーデも、シルエットにゆとりを持たせることで抜け感のあるスタイルに仕上がります。
骨格ナチュラルの服選びでよくある質問
骨格ナチュラルの人が疑問に思うポイントをまとめました。
骨格ナチュラルでもタイトな服は似合う?
骨格ナチュラルの人はタイトな服が不向きとされていますが、完全に着られないわけではありません。ただし、タイトなシルエットは骨格の骨感や関節の存在感を強調しやすく、全体のバランスが崩れやすい傾向があります。着用する場合は、上下のどちらかはゆったりとしたシルエットにするなど、全体のバランスを意識したコーデにすることをおすすめします。
骨格ナチュラルできれいめコーデが似合わない?
骨格ナチュラルはカジュアルなスタイルが得意とされていますが、きれいめコーデが全く似合わないわけではありません。きれいめアイテムを選ぶ際は、タイトなデザインを避け、リネンやコットンなどのナチュラル素材を活用することがポイントです。ゆったりシルエットのワイドパンツにきれいめなブラウスを合わせるなど、カジュアルときれいめをうまく組み合わせると、骨格ナチュラルらしいスタイリッシュなコーデが完成します。
骨格ナチュラルはパンツとスカートどちらがいいですか?
骨格ナチュラルは、パンツ・スカートどちらも得意なタイプです。パンツはワイドシルエットやフレアタイプのものが似合い、スカートはマキシ丈やロング丈が特によく合います。どちらを選ぶ場合でも、コンパクトすぎるシルエットを避け、縦のラインを活かすデザインを選ぶことがポイントです。自分の気分やコーデのテーマに合わせて、上手に使い分けてみてください。
骨格診断や似合う服の知識を本格的に学ぶなら専門学校へ
骨格診断やパーソナルカラー診断の知識は、ファッションの勉強をするうえで非常に役立つ知識です。「自分に似合う服をもっと深く理解したい」「スタイリストやファッションの仕事に興味がある」という人は、ファッション系の専門学校でしっかりと学ぶ方法もあります。
専門学校では、骨格診断の基礎から応用、カラーコーディネート、スタイリングの実践まで、体系的に学ぶことができます。プロの講師から直接指導を受けながら、実践的なスキルを身につけることができるため、将来ファッション業界で活躍したい人にとって非常に有益な選択肢のひとつです。
また、学校ごとの雰囲気や授業内容を知るためには、オープンキャンパスに参加してみるのもおすすめです。実際の授業体験や在校生の話を聞くことで、自分に合った学びの環境かどうかを具体的にイメージしやすくなります。
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まとめ
この記事では、骨格ナチュラルの特徴と似合う服・避けるべき服・着こなしのコツについて解説しました。骨格ナチュラルは骨や関節が目立ちやすく、ゆったりとしたシルエットやナチュラルな素材のアイテムが特によく合います。一方で、ぴったりとした服や薄い素材のアイテムはバランスが崩れやすく、注意が必要です。また、抜け感を意識したコーデや存在感のある小物使いを取り入れることで、コーデ全体の完成度が高まります。ぜひ今回のポイントを参考に、骨格ナチュラルの魅力を活かしたファッションを楽しんでください。
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