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パタンナーの年収は?平均・年代別・他業種とも比較

2026.04.22

「パタンナーの収入はどれくらいなのだろう」「パタンナーで将来食べていけるかな」と思っている人はいませんか。
せっかくパタンナーを目指すのなら、稼げるパタンナーになりたいと思う人がほとんどでしょう。
そこでこの記事では、パタンナーの平均年収を、年齢・地域・経験年数別に紹介します。パタンナーのボーナス額やほかの職種との比較、将来性や収入アップのコツも解説しますので、ぜひ参考にしてください。

パタンナーの平均年収

パタンナーとは、デザイナーが作成したデザイン画をもとにパターン(型紙)を制作する仕事です。
パターンを作成する際は、デザイナーのイメージを正確に理解するだけでなく、着心地やシルエットも計算しなければならないため、生地や縫製の知識が求められます。

パタンナーの平均年収は、厚生労働省の職業情報提供サイトのデータによると、およそ442.4万円です。

日本の平均年収はおよそ478万円のため、平均を少し下回っています。ただしパタンナーは、スキルと経験を重ねることで、収入アップが実現する職業です。また、フリーランスや副業など、さまざまな働き方が可能です。そのため、キャリアアップを目指したい方や手に職を付けたい人にとっては、やりがいのある仕事だといえます。

パタンナーの年齢別平均年収

パタンナーの年齢別の平均収入は、以下の表のとおりです。

年齢 平均年収
~19歳 292.53万円
20~24歳 322.74万円
25~29歳 353.39万円
30~34歳 395.4万円
35~39歳 445.01万円
40~44歳 494.87万円
45~49歳 545.86万円
50~54歳 551.02万円
55~59歳 514.48万円
60~64歳 429.5万円
65~69歳 325.51万円
70歳~ 366.65万円

10代でパタンナーとしてのキャリアをスタートした場合、年収は200万円台からのスタートになりますが、年齢を重ねるにつれて徐々に収入はアップします。
30代後半になると平均年収は400万円台に上昇、40代前半の平均年収は、日本の平均年収を上回る494万円です。40代後半の平均年収は、約500万円と平均年収をさらに上回ります。これは、長年同じ会社に勤めている人が、チーフパタンナーやリーダーといった重要なポジションに就くケースが多くなるためだと考えられます。
この表が示す通り、パタンナーは年齢と経験を重ねることで収入アップが目指せる職業です。

パタンナーの地域別平均年収

続いて、パタンナーの地域別の平均年収を見てみましょう。

地域 平均年収
北海道 457.2万円
青森 415.7万円
山形 415.9万円
茨城 411.7万円
埼玉 495.4万円
千葉 469.7万円
東京 346.1万円
神奈川 516.4万円
静岡 356.9万円
愛知 622.9万円
京都 532.4万円
大阪 563.7万円
兵庫 427.7万円
岡山 385.9万円
広島 448万円
香川 496.1万円
福岡 483.5万円
長崎 341.4万円
沖縄 325.3万円

パタンナーの平均年収が多い地域は愛知県で、およそ623万円と全国平均を大きく上回っています。次いで多いのが大阪で平均年収はおよそ563万円、京都のおよそ532万円と続きます。
アパレルブランドの本社が集中している東京都ですが、意外にも平均年収はおよそ346万円と、全国平均を下回っています。これは、東京では正社員だけでなくアルバイトや契約社員、派遣社員といった雇用形態で働いている人も多いためだと考えられるでしょう。
パタンナーとして高収入を目指したい方は、上記の表を参考にして、平均年収の高い地域で働くのもひとつの方法です。

パタンナーの経験年数別平均年収

パタンナーの経験年数別の平均年収は、どのように推移しているのかを見てみましょう。

経験年数 平均年収
1年未満 253.9万円
1~4年 276.7万円
5~9年 313.4万円
10~14年 337.6万円
15年~ 389.2万円

経験年数1年未満の場合、年収はおよそ253万円、1~4年で276万円と、最初は200万円台からスタートします。しかし、経験を重ねるごとに任される業務範囲が増えたり、複雑なデザインのパターンも制作したりするようになるため、年収もアップします。
また、10年以上のベテランになると、テクニカルディレクターや開発部門マネージャーといった役職を任されるケースも珍しくなく、年収500万円以上のパタンナーも少なくありません。
企画やマーチャンダイジング、生産管理といったパターン制作以外のスキルや知識を身につければ、その分仕事の幅も広がるため、収入も上昇するでしょう。
また、経験を積んで独立したりフリーランスとして活躍したりする、語学力を身につけて外資系のアパレル企業に就職するなど、働き方次第ではかなりの高収入を目指せるのも、パタンナーの魅力です。

パタンナーのボーナス・賞与

パタンナーのボーナスや賞与の有無や金額は、勤務先の企業規模や雇用形態、働き方によって異なります。
参考までに、政府が統計した 「令和6年賃金構造基本統計調査」の「紡織・衣服・繊維製品製造従事者」の「年間賞与その他特別給与額(ボーナス)」を以下の表にまとめました。

項目 数値
年間賞与その他特別給与額(ボーナス) 342,500円(約34万円)
平均年齢 45.4歳
平均勤続年数 12.0年
集計労働者数 約11万660人

この表の対象は、パタンナーだけではなくソーイングスタッフやテキスタイルデザイナーなども含まれますが、ボーナス・賞与の平均額は、およそ34万円です。
ただし、フリーランスとして働く場合は、ボーナスは支給されません。また、派遣社員も、契約内容によっては、ボーナスや賞与が支給されないことがあります。ボーナスや賞与の支給がある働き方を希望する場合は、正社員登用を目指すのがおすすめです。

パタンナーと他のアパレル職種の年収を比較

パタンナーは、アパレル職種のなかでファッションデザイナー・MD(マーチャンダイジング)に次いで3番目に平均年収が高い職業です。
アパレル業界では、専門性の高い職種や、ブランドの売上に直結する仕事ほど年収が高くなる傾向にあります。
また、どの職種でも経験やスキルを積むほど年収は高くなるため、いかに知識や技術を磨くかが重要です。
特にパタンナーは、スキルが高くなればファッションデザイナーと同等もしくはそれ以上の年収も期待できます。

職種 平均年収 仕事内容
パタンナー 442.4万円 デザイナーが作成したデザイン画をもとに、パターン(型紙)を制作する
ファッションデザイナー 483.9万円 衣服をデザインする
アパレル販売員 369.4万円 洋服をはじめとする服飾雑貨を販売する
生産管理 421万円 販売計画にもとづいて、商品企画から納品までのプロセスを管理する
MD 473万円 生産者と共同での商品開発や買い付けた商品の販売戦略を実施する
ソーイングスタッフ 304.9万円 パターンやデザイン画をもとに、布製品の裁断・縫製を手掛ける

パタンナーの将来性

パタンナーという職業の需要は、今後どのように変化していくのでしょうか。また、将来的に、どのようなパタンナーが必要とされるのか解説します。ぜひ、目指すべきパタンナー像の参考にしてください。

今後も必要とされる技術職である

平面のデザインを立体的に制作するパタンナーは、専門的なスキルが求められるため、十分な将来性がある仕事だといえます。
なかでも、デザイナーやクライアントの意向をくみ取る力があるパタンナーは少ないため、引く手あまたの状態です。
洋服の品質はパタンナーの技術に左右されるといわれているため、量よりも質を重視するブランドやアパレル企業にとって、優秀なパタンナーはなくてはならない存在です。

CADや3DCGを使えるパタンナーは将来性が高い

アパレル業界でも、ほかの職種同様にデジタル化が進んでいます。たとえばデザイン画や企画案などは、デジタルデータで届くのが一般的になりつつあります。
そのため、CADや3DCGを使えるパタンナーの方が、需要が高い傾向です。特に近年では、パタンナーが服飾に特化したアパレルCADを使って作図する場面が増えているため、CADのスキルは必須です。

経験を積むほど収入と仕事の幅が広がる

パタンナーは、日々の経験の積み重ねがスキルや収入の上昇に直結する仕事です。新人のうちは簡単な仕事しか任されないため、収入もそれほど高くありません。
しかし、経験を重ねてできることが増えると、その分仕事の幅も広がり、年収もアップします。
年数がたつと、精密な作業や難しいパターン制作にも携われるようになるため、ますますやりがいが感じられるでしょう。
パタンナーとして活躍できるようになるには、地道に努力することが重要です。

パタンナーの年収をアップさせる方法

パタンナーとしての年収を確実にアップさせるには、スキルの習得と上達が欠かせません。ここでは、収入を上げる具体的な方法について解説します。

立体裁断や難易度の高いアイテムを扱える技術を身につける

専門性の高いスキルを身につければ、収入アップにつながります。たとえばボディに布を巻いて裁断する「立体裁断」という手法は、初心者には難しく、ある程度の経験が必要です。
また、パターンをもとに作成した「トワル」という試作品を、人型の模型に着付けて修正チェックする「トワルチェック」は、もっとも実力が試される作業だと言われています。これらの作業が一通りできるようになると、必然的に年収も上がるでしょう。

CADや3DCGを習得して市場価値を高める

CADや3DCGといったデジタル技術を習得・活用するのも有効です。先ほどお伝えしたとおり、アパレル業界でもデジタル化が進んでいるため、企業がパタンナーに求めるスキルも、手作業からデジタル分野へとシフトチェンジしています。
そのため、手作業でパターン制作できる技術に加えて、デジタルスキルが高いパタンナーの市場価値が高くなっています。
CADや3DCGを使いこなせる人は評価も高いため、そのぶん年収も上がりやすいでしょう。

生産管理や企画業務まで担当できるようになる

生産管理や企画開発など、パタンナー以外の+αの業務を担当できるようになれば、市場価値が高まり年収アップが期待できます。
特に外資系のアパレル企業やブランドでは、オールラウンドで担当できる人材ほど好待遇になるため、年収が上がりやすいでしょう。
年収アップを実現するために、企業がどのような人材を求めているのかを読み取り、必要な知識やスキルを習得しましょう。

パタンナーの技術を磨くには「青山ファッションカレッジ」

パタンナーとして活躍するためには、専門学校で即戦力となるスキルや知識を身につけるのがおすすめです。
青山ファッションカレッジのファッションデザインクリエーター科では、3年間かけて、パタンナーに必要な学習だけでなく、最新の3DCAD・AIのスキルを習得する授業も展開しています。
また、パタンナーだけでなく、デザイナーやソーイングスタッフなど、すべてのディレクションができる人材育成に力を入れています。
青山ファッションカレッジでは、オープンキャンパスを随時開催しているので、実際に授業やキャンパスの雰囲気をいつでも体験できます。
パタンナーとして活躍したいと思っている方は、ぜひ参加してみましょう。

青山ファッションカレッジのオープンキャンパス、詳しくはこちら

まとめ

デザイン画をもとに型紙を制作するパタンナーは、専門的なスキルと知識が必要なため、アパレル業界のなかでも高収入が期待できる職業です。
経験を積んでスキルを磨くほど、収入もアップするため、やりがいも感じられるでしょう。
パタンナーとして活躍するためには、専門学校で学ぶのがおすすめです。
青山ファッションカレッジは、パタンナーとして活躍する人材を多数輩出している学校です。パタンナーになりたい方や、パタンナーの仕事に興味がある方は、ぜひ同校のオープンキャンパスに参加して、学校の様子を体感してみてください。

青山ファッションカレッジのオープンキャンパスはこちらをチェック

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