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アパレル店員になるには?有利な資格や向いている人の特徴を解説

2025.02.10

憧れのブランドやお店で働きたいと思い、アパレル店員を目指している方もいるでしょう。とはいえ、どうすればアパレル店員になれるのかわからず困っている方もいます。
そこでこの記事では、アパレル店員になる方法や向いている人の特徴を紹介します。アパレル店員になるうえで服飾系の専門学校に通うメリットも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

アパレル店員の仕事内容って?

アパレル店員は、洋服のお店で働いている人というイメージで、実際にどのような仕事をしているのかわからない方も多いのではないでしょうか。アパレル店員の具体的な仕事内容は、以下が挙げられます。

お店に入った際に「どの服が似合うのか知りたい」といったコーディネートから、「プレゼント用に梱包して欲しい」といった購入後の洋服の包装も、アパレル店員が対応します。他にも事務作業や商品陳列、店舗の清掃など幅広い業務を担当します。

アパレル店員になるには

前提として基本的にアパレル店員になるにあたって、学歴や資格は問われない傾向にあります。アパレル店員になる方法は複数あり、大きく分けると以下の流れが一般的です。

それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。

アルバイトとして入社する

アパレル店員のなり方として、アルバイトとして入社する方法があります。アルバイトとして入社するのには、以下のメリットがあります。

アルバイトは勤務時間を調整しやすいため、プライベートと仕事を両立させたい方に最適です。正社員よりも採用されやすく、職歴に記載しなくて良いため自分に合わないと思ったときに辞めやすいのは、アルバイトならではのメリットといえるでしょう。

一方で以下のデメリットもあります。

アルバイトから正社員になり、役職を目指すとなると新卒よりも時間がかかってしまいます。アパレル店員としてキャリアを歩んでいきたいのであれば、中途採用や新卒採用のほうが有利です。

派遣として入社する

派遣会社経由で、アパレル店員になる方法もあります。具体的なメリットは以下のとおりです。

派遣会社によってはアパレル店員の求人に特化していたり、未経験歓迎の求人が多くあったりするため、アパレル店員の経験がない方でも挑戦しやすいでしょう。さらに、派遣は正社員よりも自由度が高いためプライベートと両立したい方にもおすすめです。他には正社員枠での雇用が少ないブランドで働ける可能性があるのも、派遣ならではのメリットです。

一方で、以下のデメリットもあります。

いくら学歴やスキルが不問であっても、人気の求人ともなれば働けない可能性があります。希望があるのであれば、派遣会社に相談してみるとよいでしょう。

新卒採用枠で入社する

高校、専門学校などを卒業した後に新卒採用枠で入社する方法もあります。主なメリットは以下のとおりです。

新卒から勤めていれば中途で入社するよりも昇進のチャンスが早く来るのはもちろん、3年働いて退職したくなっても転職しやすい年齢なのは、新卒採用ならではのメリットです。アパレル店員としてキャリアを歩んでも、他業種への挑戦をするにしても一番可能性があるといえるでしょう。

反対に以下のデメリットもあります。

そもそもアパレル店員は学歴や職種が問われないことが多いため、働いて向かなかった場合はアルバイトで挑戦すればよかったとなる可能性があります。大卒の場合は他業種のほうが給与面で優れているうえ、アパレル店員の離職率の高さからリスキーな選択ともいえるでしょう。

中途採用枠で入社する

最後は、中途採用枠で入社してアパレル店員になる方法です。中途枠からの入社には以下のメリットがあります。

中途採用枠での入社は、異業界からの転職と同職種からの転職があります。何度か述べたように、アパレル店員は資格や学歴不問なところが多いため、条件が多すぎなければ未経験でもスムーズに転職でき、選択肢も広いでしょう。

すでにアパレル店員として実務経験がある場合は、配属直後から店長に近いポジションを任せられるケースもあります。どのポジション、待遇なのかはキャリアや転職先で異なるため、あらかじめ調べておきましょう。

一方で以下のデメリットがあります。

アパレル店員に限らず、転職して「違った」となることは珍しくありません。その場合、年齢によっては転職しづらいがゆえに退職できない可能性があります。さらにアパレル店員は離職率が高いため、年齢次第ではリスクのある選択です。転職する場合は、慎重に検討する必要があります。

アパレル店員になるには、服飾系の学校へ行くべき?

学歴や資格を問わず働けるケースが多いアパレル店員ですが、中には服飾系の専門学校に迷っている方もいるでしょう。服飾系の専門学校に行かなくともアパレル店員として働けますが、行くことで得られるメリットもあります。
代表例として在学中にインターンに参加してそれぞれのブランド・企業の特徴を知れることや、現場で働けるため経験が積めることなどです。具体的なメリットは、次の項目で詳しく紹介するためそちらをご覧ください。

アパレル店員になるために、服飾系の学校に通うメリット

アパレル店員になるために服飾系の学校に通うのは、以下の5つのメリットがあります。

それぞれのメリットを見ていきましょう。

就職で有利になる可能性がある

服飾系の学校に通うと、就職で有利になる可能性があります。これは洋服に関する知識を身につけられるうえ、ファッション業界の求人票が多く集まるためです。服飾系の学校に通えばファッションに関する仕事に就職できるように、学校側はしっかりとサポートをしてくれます。
アパレル店員は資格や学歴不問なケースが多いものの、希望とする場所で就職できるかは別です。学校は企業との繋がりがあるため、通うことで希望の会社で就職できる可能性はさらに高まるでしょう。すでに行きたい企業が決まっている方や、就職を有利に進めたい方は服飾系の学校を検討してみるのがおすすめです。

進路を決定しやすい

進路を決定しやすいのも、服飾系の学校に通うメリットです。就活の時期になると、「本当にこの企業でよいのだろうか」「やりたいことがわからない」と悩むケースは珍しくありません。その点、専門学校に通う方は目指している職業がある程度決まっています。
さらにそこから勉強をしたり実習をしたりして、自分の働く姿をより明確にできるため、自信を持ってキャリアプランを決められます。
一方で服飾系の学校では洋服に関することを勉強するため、大学のように大きく進路変更ができないのがデメリットです。そのため、ファッション業界で働くとはっきりイメージできない方は通わないほうがよいでしょう。
反対に「ファッション業界で働きたい」「アパレル店員になるために勉強したい」という強い意志がある場合は、服飾系の学校がおすすめです。

資格の取得が目指せる

服飾系の学校では、さまざまな資格が取得できます。アパレル店員に役立つ資格は後ほど詳しく紹介しますが、代表的なものでは以下があります。

アパレル店員で役立つ資格は、ファッションと接客に関するものです。これらの資格を取得できる専門学校は多いため、学校に通えば就職の幅が広がるでしょう。さらに資格があれば手当が出たり、同じアパレル業界での転職で役立ったりします。就活を有利に進めるのであれば、資格取得をサポートしている学校がおすすめです。

ファッション知識を幅広く学べる

服飾系の学校では服の素材や服飾史、衣類の縫製やデザインなど、服に関する基本的な知識が身につきます。さらに実際に企業で実習もするため、専門的な技術も習得できます。アパレル店員として働くのに必要な知識を学校で身につけられるため、周囲と差をつけられるのはもちろん、働いてからの吸収も早いでしょう。
さらにアパレル店員からファッションデザイナー、商品管理やマーケティングなどに転職するにしても、学習したことが大いに役立つでしょう。これらの職種は学歴や専門知識を必要とするため、学校に通っていれば転職の選択肢が一気に広がります。

仲間と情報共有ができる

仲間と情報共有ができるのもメリットです。ファッションで求められる知識は幅広く、独学で勉強する場合はすべて自分で解決する必要があります。
その点、服飾系の学校に通う方は目指している職種自体は異なるものの、将来はファッション業界で働きたいという目標は同じです。そのため、仲間として情報共有ができるでしょう。
アドバイスをもらったり、同じ学校つながりで現在はファッション業界で働いている先輩から話を聞けたりする環境があるのは、学校に通う方しか得られないメリットです。

アパレル店員になるための、おすすめの学校

アパレル店員になるための学校には、「大学」「短大」「専門学校」の3つがあります。それぞれのメリットとデメリットを表にまとめました。
まず大学から見ていきましょう。大学は経済的な負担が大きいうえ、専門学校に比べて専門技術が身につかないデメリットがあります。
一方で、自由時間が多くファッション以外の科目が用意されているのがメリットです。さらに最終学歴が大卒になり、企業の選択肢や給与面で優遇を感じるでしょう。
次の短大は2年制、3年制で大卒より早く就職できます。さらに専門学校、大学と比べて学費の負担が抑えられるのも大きなメリットです。
反対に2年制、3年制であることから自由時間が限られていたり、四大卒に比べて就職先や給与面で差を感じたりするデメリットがあります。
最後は専門学校です。専門学校はファッションの実践的なスキルがもっとも身につく学校です。

次に専門学校には、以下のメリットがあります。

ファッションに詳しい先生がいるのはもちろん、カリキュラムによって、ファッション業界で求められる知識や技術を効率よく身に着けられます。さらに技術力の証明になる資格を取得でき、学校や講師に就職活動をサポートしてもらえるため、有利に就職を進められます。
自分では難しい勉強も、専門学校であれば取り組みやすいでしょう。

一方で、以下のデメリットもあります。

ファッション業界で働くには専門学校がベストですが、ファッションのことを勉強するため大幅な進路変更が難しくなります。さらに大学より自由時間が少ないため、思ったより学生生活を謳歌できないと思う方もいるでしょう。

大学 短大 専門学校
メリット 最終学歴が大卒になるため就職の選択肢が広がる

専門学校より自由時間がある

ファッション以外のことも学べる

2年制、3年制で大卒より早く就職できる

専門学校と大学に比べて学費の負担が少ない

 

実践的なスキルが身につく

学習はファッションに特化している

短期間で就職ができる

就職サポートが充実している

資格が取得できる

デメリット 経済的な負担が大きい

専門学校に比べて専門スキルが身につかない

自由時間が限られている

四大卒に比べて就職の選択肢が限られる

四大卒と比べて給与面が劣る企業がある

実習や専門的なことを学ぶため忙しい

ファッション業界以外への進路変更が難しい

アパレル店員に向いている人の特徴

ここではアパレル店員に向いている人の特徴である、以下の4つを紹介します。

それぞれの特徴を見ていきましょう。

コミュニケーションを取るのが上手な人

アパレル店員はお客様との接客がメインの仕事でもあります。アパレル店員はノルマを設けられることも多く、目標達成には接客が必要不可欠です。
他にも営業やバイヤーなどとのやり取り、チームワークということもあり高いコミュニケーション能力が求められます。初対面の人にも緊張せずに話せる方や、明るくハキハキとした性格の方はアパレル店員に向いているでしょう。
反対に人の目を見られない、初対面の人と話すのが苦手という方にアパレル店員は厳しいかも知れません。とはいえ、人と話すのが苦手ぐらいのレベルであれば仕事を通して改善される可能性もあるでしょう。

トレンドに敏感な人

アパレル業界では、常にトレンドを追う必要があります。最新のトレンドを追って洋服を求めるお客様が多い中で、トレンドとはまったく違うものを提案してもニーズには刺さりにくいでしょう。
それよりもトレンドに沿って、お客様に似合う服を提案できるアパレル店員のほうが求められます。SNSでトレンドを追うのが好き、話題のものはすぐに確認するという方はアパレル店員に向いています。

ファッションが好きな人

大前提として、ファッションが好きな人が向いています。そもそもアパレル店員は服を売る仕事であるため、ファッションに興味がない方では続けられません。アパレル店員は離職率の高いこともあり、服好きだけで続けるのは難しいでしょう。
しかし、ファッションに興味がない人よりおしゃれをするのが好き、人をコーディネートするのが好きな方が向いています。合わせて好きなブランドがあれば、「憧れのブランドで働きたい」「働きたかったところで働けている」とモチベーションも上がるでしょう。

ルールや規則を守れる人

アパレル店員はチームワークであるからこそ、ルールや規則を守れるかはとても重要です。アパレル店員は1日に多くのお客様の接客をし、精神力や体力も求められる仕事です。
その中で疲れたからといって自分勝手な行動をしたり、ルールを破ったりしてはお客様からの評判が落ちてしまいます。さらに少ない人数で回しているお店もある中で、無断欠勤やルールを破っていてはチームで仕事をするのは困難です。
状況や忙しさにかかわらず、ルールや規則を守れる人はチームからもお客様からも信頼されるでしょう。

アパレル店員になるために役立つ資格

何度か述べたように、アパレル店員になるにあたって必須の資格はありません。しかし、以下の3つの資格は持っていれば就職や仕事で役立つでしょう。

それぞれの資格を詳しく紹介します。

リテールマーケティング(販売士)検定試験

リテールマーケティング(販売士)検定試験では、販売に関する専門的な知識があるかが問われます。具体的にはマーケティングや商品知識、仕入れなどです。いわば販売のプロフェッショナルであることを証明する資格で、合格すれば「販売士」という称号が与えられます。
アパレル店員として働く場合、持っていれば就職活動を有利に進めるでしょう。

ファッション販売能力検定試験

ファッション販売能力検定試験とは、ファッションに関する技術があることを証明するものです。アパレル店員は接客業でもあることから、マナーや言葉遣いなどの接客業務が求められます。3級は取得しやすいものの、就職・転職で有利になるのは2級以上になるでしょう。アパレル店員のみならず、接客業に勤めたい方や将来的にブランドを立ち上げたい方も持っておいて損はありません。

色彩検定

色彩検定とは、色に関する知識が問われるものです。例えば、服のコーディネートがワンパターンになるのは色彩の知識があれば解決できます。その他にも家具、インテリアや企画書の作成も色彩の知識があれば見やすく、美しい見た目になります。
色選びはセンスの問題と思う方もいるでしょう。しかし、実際に勉強をすればセンスは身につきます。色彩検定はファッション業界のみならず、出版・広告業界や商品開発部門などあらゆる場面で活躍するため、持っておくとよいでしょう。

アパレル店員の主な就職先

アパレル店員の主な就職先はさまざまですが、代表的なのは百貨店、セレクトショップ、アパレルブランドの3つです。
まず百貨店で働くには、テナントとして入っているブランドに入社する必要があります。つまりブランドに入社後、百貨店店舗に配属されるということです。百貨店には以下の特徴があります。

百貨店のブランドは上場企業や大手企業が多く、労働環境や休暇制度が整っています。そのため、プライベートとの両立がしやすいのがメリットです。さらに客層が落ち着いている傾向にあるため、ゆとりを持って接客ができるでしょう。
他にも百貨店が行う研修で高い接客スキルが身についたり、売上が好調で急に閉店する可能性が低かったりするのも魅力です。
次のセレクトショップには以下の特徴があります。

セレクトショップは複数のブランドを扱うため、新しいブランドに触れることがあります。プライベートでファッションを楽しんでいる方は、楽しく仕事ができるでしょう。

さらに幅広いお客様が来るため、柔軟力も身につきます。

最後のアパレルブランドには以下の特徴があります。

アパレルブランドは自社のブランドのみ取り扱っているため、好きなブランドに囲まれて働けるのが魅力です。さらに好きなブランドの服で働けたり、社員割引で安く購入できたりするのも大きなメリットです。

まずは、服飾系専門学校のオープンキャンパスへ行ってみよう!

本記事では、アパレル店員を目指すうえで服飾系の学校に通うメリットを紹介しました。アパレル店員になるうえで求められる資格や学歴はないものの、ファッションに関する知識があれば大いに役立ちます。
仮にアパレル店員からファッションデザイナーやスタイリストなどに転職するにしても、専門学校に通っているほうが有利です。とはいえ、服飾系の専門学校では何を学べるのかわからない方も多いでしょう。そこでおすすめなのが、オープンキャンパスです。
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