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ファッションデザイナーになるには?一般的なルート・必要なスキルを紹介します!

2025.02.07

ファッションデザイナーとは、コンセプトや身につけるシーンに合わせて服やバッグをデザインする仕事です。おしゃれが好きな人であれば、一度は憧れる方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ファッションデザイナーになるためのルートや目指せる学校の種類、必要なスキルなどを紹介します。ファッションデザイナーに憧れている方は、ぜひ最後までご覧ください。

そもそもファッションデザイナーってどのような仕事?

そもそもファッションデザイナーとは、ブランドのコンセプトや着るシーンを踏まえて洋服や靴、アクセサリーなどのデザインをする仕事です。具体的な仕事内容や役割は働く場所によって異なりますが、アパレルメーカーで勤務した場合はブランドのコンセプトに沿って商品のデザインをします。
また、フリーランスのファッションデザイナーも存在します。企業やブランドから依頼を受けるほか、自らブランドを立ち上げる方など人によって働き方が異なります。いずれにしてもブランドの顔ともなる存在で、その服が好かれるかどうかはファッションデザイナーにかかっているといえるでしょう。

ファッションデザイナーになるには

ファッションデザイナーになるには、はじめに技術を身につける必要があります。技術の身につけ方は次の項目で詳しく紹介しますが、専門学校で学んだりデザイナーに弟子入りしたりなどして、ファッションに関する勉強をします。
ファッションセンスも重要ですが、それと同じぐらいアパレルに関する多くの知識、技術もとても大切です。

服飾に関する技術を身につける!

服飾に関する技術といっても、具体的な技術は多岐にわたります。具体的には素材に関する技術や、立体裁断、CAD、グレーディングなどです。
ファッションデザイナーといってもただデザインのよい服を生み出すだけではなく、現在は服の着心地を重視して素材を選んだり、環境面を考慮して生産したりする力が求められます。このようにさまざまな技術が求められるため、ファッションデザイナーになるのであれば専門学校やデザイナーのもとで修行する方が多くいます。

ファッションデザイナーになるためのルート

ファッションデザイナーになるためには、以下の4つのルートがあります。

それぞれのルートのメリットとデメリットを見ていきましょう。

1.服飾専門の学校で学ぶ

服飾専門の学校で学ぶと、以下のメリットがあります。

ファッションに詳しい先生がいるのはもちろん、カリキュラムによって、ファッション業界で求められる知識や技術を効率よく身につけられます。さらに技術力の証明になる資格を取得でき、学校や講師に就職活動をサポートしてもらえるため、有利に就職を進められます。
自分では難しい勉強も、専門学校であれば取り組みやすいでしょう。

一方で、以下のデメリットもあります。

短期間で知識を身につけるため、大学より自由時間が少なくなります。さらにファッションに特化した教育であるため、進路を大きく変えるのが難しくなります。とはいっても、大学に行くより知識を効率よく身につけられるのは、専門学校ならではのメリットです。

2.独学で勉強する

独学で勉強するのは、以下のメリットがあります。

独学は決められた時間に勉強するわけではないため、働いていてもスケジュール調整しやすいのがメリットです。知り合いにファッションデザイナーの人がいれば、独学でも現場で求められる知識や技術の話を聞けるでしょう。

一方で、以下のデメリットもあります。

ファッションデザイナーにはいろいろな技術が求められるため、実際に仕事になるまで時間がかかる可能性があります。さらに人脈がなければ、仕事を獲得できないケースもあります。
しかし、独学でファッションデザイナーになり、世界的に活躍している方もいるため可能性はゼロではありません。やる気次第で可能性は無限大なため、一度は挑戦してみるのもよいでしょう。

3.デザイナーのもとで修行する

デザイナーのもとで修行するには、以下のメリットがあります。

デザイナーは実力が求められるものの、現場に出ないと得られない知識や技術を取得できます。さらに師匠に実力が認められれば、いろいろな仕事を任せられて実務経験を積めるのも修行ならではのメリットです。他にも仕事で出会ったファッション業界の方とつながり、そこから仕事につながる可能性もあるでしょう。

一方で、以下のデメリットもあります。

師匠に認められなければ、弟子入りはできません。そのため、「まったく知識がないけどファッションデザイナーになりたい」というケースで弟子入りするのは難しいでしょう。
さらにアルバイトではないため、給料面が保証されているわけではないのもデメリットです。とはいっても、実力を身につけたい方や将来はデザイナーで活躍したい方には向いています。

4.ショップスタッフから目指す

ショップスタッフから目指すのは、以下のメリットがあります。

ショップスタッフはお客様を身近に見ている立場でもあるため、トレンドを掴みやすいです。年齢層やブランドごとに好まれるデザインもわかりやすいでしょう。さらに接客を通してわかったお客様のニーズも、ファッションデザイナーとして役立ちます。
一方で、ショップスタッフからファッションデザイナーになるのは狭き門です。そもそも同じファッション業界でも、販売員とデザイナーは別の職種という認識が強くあるためです。
とはいえ、専門学校に入ったり弟子入りしたりするより給料面での保証はされています。そのため、昼はショップスタッフとして働いて、隙間時間は学校に通う方法が現実的でしょう。

ファッションデザイナーを目指せる学校の種類

ここでは、ファッションデザイナーを目指せる学校を以下の3つに分けて紹介します。

それぞれの学校が何年制なのか、何科があるのかなど詳しく見ていきましょう。

専門学校

専門学校に通い、卒業後はアパレルメーカーやファッションデザイナーになるのがもっとも一般的な方法です。1年制〜4年制までですが、就学期間は専門学校ごとで異なります。専門学校はコースや専攻などが細かくわかれており、希望する進路や学習したい分野に応じて選べるのがメリットです。
実際に洋服を作る流れやお店での販売方法といった実践的な知識から、服の素材や構成学などを学べます。座学に加えて実習も多く、デザイナーに必要な技術を効率よく身につけられています。学年が上がると大手のアパレル企業へのインターシップができる学校もあり、ファッション業界で働くイメージがより具体的になるでしょう。
ただし、特定の分野を勉強する場所です。進路変更が難しいため、進路が明確でない方はよく考えてから入学しましょう。

大学・短期大学

大学によっては、「ファッションデザイン学科(芸術工学部)」、「被服学科」などファッションに関連した学科が設けられています。専門学校とは異なり、一般教養を含む幅広い科目を勉強するのが特徴です。
卒業後はファッション業界のみならず他業界への幅広い就職が多く見られます。進路が定まっていない方は、大学・短期大学のほうが自由度は高く選択しやすいでしょう。一方で、大学は4年間学ぶため、学費が高額になりがちです。
さらに時間を掛けて服飾の歴史やマーケティングを学べるものの、より専門的に学べるのは専門学校になります。そのため、「将来は絶対にファッションデザイナーとして働きたい」「予算は抑えたい」という方は専門学校のほうが合っているでしょう。
反対に「将来ファッション業界以外でも働くことを視野に入れている」「ファッションに関すること以外も勉強したい」といった方は大学・短期大学のほうが合っているでしょう。さらに最終学歴が大学卒になるため、大学卒以上でないと入れない企業も選択できます。

通信制の学校

すでに就職していてこれからデザイナーを目指したい方や、日中学校に通うのが難しい方は通信制が選択肢に上がります。在宅なうえ、学費を抑えながらファッションの勉強ができるため、社会人でも通いやすいでしょう。
ただし先に紹介した大学や専門学校と比較すると、授業時間やカリキュラムが限られていることから、幅広い知識を身につけるのは難しい傾向にあります。さらに実習の機会も少ないため、より専門的な知識を身につけたい方は不十分に感じるでしょう。
とはいえ、自分のライフスタイルに合った学校を探しているのであれば、通信制が第一候補に挙げられます。

ファッションデザイナーの主な就職先

一口にファッションデザイナーといっても、就職先はさまざまです。ここでは、主な就職先である以下の3つを詳しく紹介します。

それぞれの仕事内容を詳しく見ていきましょう。

アパレルブランド勤務のデザイナー

オリジナル自社ブランドを抱えているアパレル勤務のデザイナーは、ファッションデザイナーの一般的な働き方です。雇われているため仕事と収入が安定しているのがメリットです。
ファッションショーを開催する時期や、忙しい時期は夜遅くまで仕事することもありますが、給料が保証されているのは企業ならではのメリットです。勤めているブランドのコンセプトや顧客のニーズを理解して服をデザインする必要があります。
「好きなブランドがある」「安定した生活を送りたい」といった方は、アパレルブランド勤務のデザイナーを視野に入れてみるとよいでしょう。

商社勤務・OEMメーカーのデザイナー

商社勤務・OEMメーカーのデザイナーは、自社のブランドではなく取引先から委託を受けてそのブランドに合った服をデザインします。
他にも担当ブランドの要望を叶えるべく、デザイン画の提案や工場へサンプル作成の依頼、量産から納品など、幅広い業務をするのが特徴です。多くのスキルを身につけたい方や将来的にフリーランスになりたい方は、これらの経験を大きく活かせるでしょう。

フリーランスのデザイナー

フリーランスのデザイナーは企業に所属しません。自分でコンセプトを付けてブランドの立ち上げ、社員の雇用、販売などをすべて行います。
実力が認められれば、さまざまなブランドからデザインの仕事が来るケースもあるでしょう。活躍次第で仕事の幅を一気に広げられるうえ、企業とは異なり縛られないのはフリーランスならではのメリットです。

ファッションデザイナーに必要スキル

ここでは、ファッションデザイナーに必要なスキルを以下の3つに分けて紹介します。

それぞれのスキルを見ていきましょう。

トレンドリサーチ力

服のデザインにおいて重要なのは、トレンドリサーチ力です。トレンドを作る側になる方もいますが、基本的には世間のニーズとトレンドがマッチしなければ服は受け入れてもらえません。
世間のニーズやトレンドをいち早く察知し、自分のセンスもデザインに取り入れることでブランドのイメージやデザインが確立されていきます。
次は何が流行るのか、流行る服にはどのような特徴があるのかなど調べられる力がある方は、ファッションデザイナーをするうえで大きく役立ちます。

クリエイティブな思考力

服が他のブランドと似ていたり、すでに多くの方が思いついていたりするものだと認知までに時間がかかるでしょう。
どのようにして世間から注目を浴びるか、ファッション業界に新しい風を吹かせられるかはクリエイティブな思考力にかかっています。すでに大手から個人まで多くあるアパレル業界で活躍するには、クリエイティブな思考力が欠かせません。

コミュニケーション能力

1つの服を作るには多くの方が関わっています。企業に属しないフリーランスであっても、クライアントやデザインチーム、生産部門とのコミュニケーションが必要です。
自分のアイデアを的確に伝えられないと、理想通りの服は作れません。反対にコミュニケーションの能力があれば、周囲との関係も良好になり仕事を円滑に進められます。

ファッションデザイナーに必要な資格

ファッションデザイナーに資格は必須ではありません。しかし、持っておけば有利になる可能性のある資格もあります。それは以下の4つです。

それぞれの資格の特徴を見ていきましょう。

ファッション色彩能力検定

ファッション色彩能力検定は、ファッションに関する色彩の基礎があるかが問われます。1級、2級、3級に分かれており、もっとも難易度が高いのは1級です。
資料を元に客観的に分析したり、色彩計画の提案をしたりします。いずれにしても色彩に関する能力を問われるもので、持っておいて損はありません。

ファッションビジネス能力検定

ファッションビジネス能力検定は、ファッション業界で働くための基礎知識とスキルが問われます。具体的には販売技術から接客スキル、商品知識などです。
1級は専門学校で2年以上、アパレル企業で5~6年の実務経験と同等といわれており、取得は容易ではありません。

パターンメイキング技術検定

パターンメイキング技術検定は、デザインをもとにサンプルやパターンを作成するうえで必要な知識、技術があるかが問われるものです。
アパレル業界の中でも信頼が厚く、2級以上であれば優秀なパタンナーとしてアピールできます。1級のみ筆記がなく、実技になります。パタンナーとして5年〜6年以上の実務経験を積んでいるベテランの方が対象で、高い技術が必要です。

洋裁技術認定

洋裁技術認定とは、洋裁の技術と知識があるかが問われるものです。ファッション業界で働くにあたって必要な基礎知識でもあるため、ファッションデザイナーとして活躍するのであれば取得しておくとよいでしょう。

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ファッションデザイナーになるには独学のほか、専門学校や通信制の学校で学ぶことを紹介しました。さまざまな方法があり、どの方法が合っているかは人によって異なります。しかし、すでにファッションデザイナーを目指すことが決まっている方や、効率よく勉強したい方は専門学校を選ぶとよいでしょう。
専門学校では業界で経験豊富なプロが直接指導するのはもちろん、実務に基づいた実践的な授業を行ってくれます。青山ファッションカレッジでは、表参道駅徒歩1分、ファッションの中心地でキャンパスライフを送れます。基礎から実践的な授業で生きたファッションを学べるため、気になる方はぜひオープンキャンパスへお越しください。

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