ファッションデザイナーを目指す専門学校
服飾専門課程昼間部3年制
Fashion Creator
作る、
デザインする
作る、
デザインする
ファッションを創造する!
服を作る仕事のスペシャリストを育成します。
服作りに関わるスペシャリストを育成します。デザイン・パターン・ソーイングの技術を身につけ、自分の得意分野を活かした服作りのプロとして仕事に就くことを目標にします。
これからの時代はパタンナーやデザイナーといった単独の技術専門職だけでなく、全てのディレクションができるプロデューサー型の技術総合職が求められるようになっています。
他
他
他
卒業年次の3年次では「マイブランドづくり」に取り組み、修了制作展「ファッションショー」にて発表します。学生自身がテーマをつくり、デザインはもちろん、コンセプトから創作し自分のコレクションを発表する経験ができます。
授業内容は、全てファッションに関わるもので、ホームルーム以外はほぼ実習の授業です。個人差が出やすい実技のテクニックも、1クラス15名の少人数制だから、先生に聞きやすく、安心して学べます。
企業様から課題をいただき、実際の商品を開発する授業や、ファッションショーに出品するための創作活動をする授業などで、実践的な経験を積むことができます。作った作品は、ポートフォリオにして就職活動に活かします。
1年次
2年次
3年次
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 9:20~10:50 | CAD |
パターンメーキング |
服飾デザイン |
ソーイング |
素材研究 |
2 | 11:00~12:30 | CAD |
パターンメーキング |
服飾デザイン |
ソーイング |
素材研究 |
3 | 13:20~14:50 | ドレーピング |
パターンメーキング |
ニットデザイン |
LHR |
|
4 | 15:00~16:30 | ドレーピング |
パターンメーキング |
ニットデザイン |
1年生で服作りの基礎を学び、2年生でより高度なデザイン・パターン・ソーイングの技術をマスターし、自分ひとりで服作りができるレベルに到達します。3年生では集大成として各自のブランドを企画しコレクションの発表を行い、社会に出て通用する技術職・ファッションクリエーターのレベルを目指します。授業は、プロのデザイナーとして経験豊富な教員がデザインを指導。パターン・ソーイングは国内アパレルメーカーでの勤務経験があり、実技指導に熟練した教員が指導します。希望者はデザイナー・パタンナーのインターンシップ(企業実習)を体験し、実際に企業で行われている業務に参加することで、より実践的な学習を行います。
学生自身の自由テーマによる創作が中心となります。コンセプトを考え、デザイン画を起こし、そこからどんな形を作っていくか、PCを使いながら最終的な制作までを手掛けます。
ファッションクリエーター科3年
土井さん (埼玉県:日高高等学校 出身)
今後はアパレルブランドの知識を身につけて、いずれは自分自身が企画した作品をたくさんの人に知ってもらい、ファッションを通して、笑顔を届けていきたいです。
大手アパレルメーカーを中心に、デザイナーやパタンナーなど、技術職の現場体験を行います。企画会議に出席したり、展示会の準備に加わることもあり、実際の企業活動に参加することで、普段知ることのできないアパレルメーカーの仕事内容を勉強することができます。
オンワード樫山デザイナーインターンシップ
オンワード樫山パタンナーインターンシップ
山梨県織物整理ニードルパンチ加工実習
大月織物協同組合ショール手織り実習
羽田忠織物シルク織物工場見学
テンジンリネン織物工場見学
他
ゼロからのスタートも、実績豊富な先生が教えてくださるので安心です。1年でここまで成長できたのも、私のデザインを一緒にカタチにしてくれる先生がいたからこそ。表参道という立地は、感性を磨くのにもぴったり。常にファッションにアンテナを張り、トレンドやディーテールを観察しています。
①「パリの恋人」
映画『パリの恋人』をテーマにした1年次の卒展作品。恋が実りイカダで川を流れていくラストシーンにインスピレーションを得て、手足と首に流れるようなドレープを施しました。何度も先生に相談してイメージ通りのドレープに。グラスオーガンジーの花を腰回りに約100個あしらい、高級感を演出しました。全体のカラーは、恋愛を象徴するピンクを選択。パリの洗練された雰囲気と愛が詰まった、渾身の一着です。
②茶色のジャケット
パターン検定2級の課題として、授業で製作したジャケット。クラス全員が同じ型を使うので、落ち着いた茶色で個性を際立たせました。シンプルなデザインだからこそ縫製技術が試されると考え、とにかく丁寧に縫い上げました。ポケットの形状やボタン選びでも自分らしさを表現。自由度が少ない限られた条件の中で、縫製の完成度を追求しました。
③トレンチコート
「アート」がテーマのファッションショーに向けてトレンチコートを製作。クラス共通のツイル素材とピンクのインクを使うという条件のもと、インパクトを重視して誰もが知る画家、サルバドール・ダリの肖像をプリント。スタイリッシュな雰囲気にとことんこだわりました。たっぷりの布を使ったラグランスリーブを採用し、独特の膨らみを持たせたフォルムでオリジナリティを演出しました。
④豚革のドレス
都内の服飾系専門学校の学生が腕を競うファッションショー「PIGGY'S SPECIAL」のために製作した豚革のドレス。抽象絵画の創始者、ピート・モンドリアンの代表作『コンポジション』を取り入れ、人魚をイメージしたアシンメトリーなシルエットと、貝殻をモチーフにしたトップスで、幻想的な世界観を創り出しています。初めて手にする豚革特有の扱い難さに苦戦しながら、たっぷりのプリーツで素材の魅力を最大限に引き出しました。
ファッションクリエーター科 2年
大木さん
(長野県:松本美須々ケ丘高等学校 出身)
09:00
登校
洋服好きなクラスメイトと、フレンドリーな先生のおかげで、毎日学校に来るのがとても楽しみです。
09:20
午前授業
ソーイングの授業もお気に入りの一つ。もともと好きだった縫製もどんどん上達しているのがわかります。
12:30
ランチタイム
お昼ご飯を食べて、友人とじゃれあいます。目標も感性も似ているので、何気ないおしゃべりも盛り上がります。
16:30
放課後
学校の後はアルバイトに向かいます。今の経験が将来何かの役に立つと思って、頑張っています。
ファッションクリエーター科 1年
篠崎さん
(東京都:大竹高等専修学校 出身)
ファッションクリエイター科1年
川瀬さん
(茨城県:伊奈高等学校 出身)
大好きな洋服がどのように製作されるかを学び、縫製の基礎が身につきました。お気に入りはソーイングの授業です。出来上がっていく過程にワクワクして、完成した時は大きな達成感を得られます。作るのが楽しくて、放課後も残って作業するほどです。色々なアイドルの衣装を見て研究し、将来は韓国アイドルの舞台衣装を手がけたいと考えています。
2年次
1〜3月
学内で開催される企業説明会や、合同企業説明会、授業を担当する講師からの紹介を通じて、多様な企業との出会いがあります。業界理解を深めながら、自分に合った就職先を考える大切な時期です。
3年次
3〜9月
エントリーシートの提出や面接など、いよいよ本格的な選考が始まります。デザイン画やポートフォリオの提出や実技試験もあるのでそれに向けても準備を進めます。早い学生ではこの6月頃に内定を獲得しはじめます。
3年次
10〜12月
第1フェーズで内定を得られなかった学生や、他の企業も視野に入れている学生が、引き続き選考にチャレンジします。それぞれの志向に合わせた就職活動が展開されます。
3年次
1〜3月
多くの学生がこの時期に最終的な進路を決定します。学生生活の集大成として、 卒業制作・卒業制作展に注力します。
株式会社リューズテン matohu パタンナー
鈴木さん 2024年卒業
子どもの頃、パタンナーだった母が作ってくれた洋服がとても嬉しくて、私も同じ道を選びました。自分が引いたパターンが洋服になった瞬間の感動は、何度経験しても言葉にできません。専門学校ではCADを使った授業が多く、今の仕事でも大きな強みになっています。違うソフトにもすぐ慣れることができました。卒業制作で自由にデザインを形にできた経験も、今の仕事に活きています。これからは自分の力で仕事をやりきれるパタンナーを目指し、成長していきたいです。高校生のみなさんも、好きなことや興味があることに迷わず挑戦してください。本気の熱意は必ず伝わります。
Q.手先が器用でなくても授業についていけますか?
最初は基礎的なことから始めていきますので安心してください。 はじめの方は難しく感じることが多いかもしれないのですが反復して経験を積んでいくうちに 作業もスムーズに進められるようになります。
Q.ミシンを使ったことが無くても入学できますか?
ミシンの糸掛け、下糸の巻き方など使い方から勉強していくので問題ありません。 入学前にミシンを使ったことが無い方も段々慣れて使いこなせています。
Q.授業で使う材料は自分で用意する必要がありますか?
ソーイングやパターン、デザイン画の授業で使う基本的な道具は入学した時にお渡ししますが、お洋服を制作する際の生地や付属品などはご自分で購入していただきます。
Q.家にミシンは必要ですか?
学校では職業用ミシンがひとり1台あるので必須ではないですが家にあると課題などを家でも進められたり、自分の作りたいものなどが家で縫えるのであると便利だと思います。